緻密化された返済プラン
初期1000万円の借金は8年後には、1477万円になる。
退職金で、1477万円払わなければならない。
退職金は2000万円なので、払えない額ではない。
ただし退職金による老後資金は、523万円となる。
先に退職金による一括返済は不利だと記述したが、本例ではそれほどでもなかった。
これは、借入期間が8年と比較的短かったため、金利負担が少なかったことによる。
これがもし、定年まで15年ある場合は、定年時1000万円払ってチャラになる初期借金額は481万円だ。
初期1000万円借りるには定年時2078万円払う必要がある。
③の場合土地を坪100万円で30坪売れば、3000万円になる。
建て替え費用2000万円を一括払いをしても1000万円余る。
ローンの心配もいらない。
④の場合土地を全部売れば、6000万円になる。
そして、坪50万円の土地を80坪買い、2000万円の家を建てれば6000万円であがる。
⑤の場合少しくらいの隙間風はがまんし、ふすまのたてつけの悪さも我慢し、8年後の定年時に家を建て替えるとする。
その間は積立貯金を年150万円するとする。年利5%とし、8年間の満期額は、次式のように1432万円にもなる。
これなら、退職金から568万円支出しているだけですみる。
老後資金として、1432万円確保できる。
老朽化した我が家に我慢さえできれば、8年後に建て替えるのも良い方法と思われる。
Bさんはもう少し検討することにした。